
TMC WorldNetWork社は、日本の優れた文化、技術、そしてアイデアを世界に発信する「桜プロジェクト(Sakura Project)」を推進しています。このプロジェクトの進捗状況を随時お伝えしてまいります。
桜プロジェクトは、以下の3つの柱を掲げています。
1. 日本が誇る人物、製品、アイデアを世界にアピールすること
2. 具体的なビジネスイメージを構築し、提案すること
3. 桜プロジェクト協力者とともにテストを進めること
私たちは、日本の hidden gems(隠れた宝)を発掘し、それらを国際舞台で輝かせるために尽力しています。日本の伝統工芸品、先進技術、斬新なアイデアなど、日本の強みを活かした商品やサービスを、世界中の人々に届けることを目指しています。
また、桜プロジェクトでは、単なるアイデアの発信にとどまらず、実際のビジネスプランの構築と提案も行っています。日本の企業や団体と連携しながら、海外市場での成功を見据えた戦略を立案し、実行に移しています。
さらに、プロジェクトの協力者とともに、アイデアの実現可能性をテストし、改善を重ねています。このプロセスを通じて、日本の素晴らしさを世界に発信する最適な方法を模索しています。
TMC WorldNetWork News

2025年 1月
エストニアでのスタートアップ調査
エストニア第二の都市タルトゥで開催された「Tartu Startup Week 2025」に参加し、北欧・バルト地域の有望なスタートアップ企業の発掘活動を実施しました。このイベントはバルト三国最大級のスタートアップ集積地であるタルトゥの革新的なエコシステムを体験する絶好の機会となりました。
期間中、特にサステナビリティ技術とデジタルヘルスケア分野に注力している10社以上のスタートアップ企業と個別面談を行い、日本市場への参入可能性について協議しました。とりわけ、廃棄食品を再利用した新素材開発を行うGreenLoop社と医療AIソリューションを提供するHealthSense社については、今後の業務提携に向けた具体的な協議を開始する運びとなりました。
また、タルトゥ大学のイノベーションセンターも訪問し、産学連携の最新事例について情報収集を行うとともに、現地のアクセラレータープログラムや投資家ネットワークについても理解を深めました。
エストニアは電子政府やデジタル市民権などの革新的な取り組みで知られる「デジタル先進国」であり、人口わずか130万人ながら、Skypeやbolt(配車サービス)などのユニコーン企業を輩出している注目の地域です。今回の訪問を通じて構築したネットワークを活かし、北欧・バルト地域の革新的技術と日本市場を結ぶ架け橋として、新たなビジネス機会の創出に取り組んでまいります。

2025年 1月
メゾン・エ・オブジェ・パリ2025年1月展にて出展企業の営業サポートを実施
2025年1月16日から20日にフランス・パリで開催された、欧州最大級のインテリア・デザイン見本市「メゾン・エ・オブジェ パリ 2025年1月展」に出展した日本企業の営業サポートを行いました。
会期中、100件以上の来場者コンタクトを取得し、ヨーロッパ市場への展開に向けた重要な足掛かりを築くことができました。
弊社からは、英語研修やスタンドの設営・準備に加え、スタンド来訪者のデータ管理、営業フォロー、現地パートナーとの連携支援など、各企業のニーズに合わせたサービスを提供いたしました。
画一的なサポートではなく、企業ごとに寄り添う「伴走型」のサポートを行うことで、日本企業のヨーロッパ進出を引き続き支援してまいります。

2024年 12月
台湾での事業開拓
アイリッシュウィスキーのアジアでの販路開拓を目的に、台湾の大手食品企業である味丹企業股份有限公司(VEDAN Enterprise Corporation)を訪問しました。
味丹企業股份有限公司は、食品や酒類などを幅広く取り扱う、台湾を代表する食品会社の一つです。
本品はアジア圏ではまだ一般流通していないアイリッシュウィスキーであることから、高い関心をお寄せいただき、今後の展望や販売戦略について活発な議論が交わされました。実りある訪問となり、今後の展開に向けた貴重な機会となりました。

2024年 11月
IOD(英国経営者協会)本部での沖縄経済同友会代表団との重要な会合に、当社TMCの寺島取締役がIOD日本グループアンバサダーとして出席いたしましたのでご報告申し上げます。
本会合は、英国と沖縄の経済協力強化を目的とし、IODのジョナサン・ゲルダート事務局長をはじめ、双方の代表的企業のトップが一堂に会しました。沖縄経済同友会からは、JCCコーポレーション渕辺美紀会長、琉球銀行山城正保頭取を共同議長として、沖縄を代表する企業の経営者が参加されました。
討議テーマは、テクノロジー、ヘルスケア・ライフサイエンス、再生可能エネルギー、金融サービス、保険、農業技術、エレクトロニクス、通信など多岐にわたり、両地域の専門知識を活かしたイノベーションと発展について活発な意見交換が行われました。
当社は今後もIODとの関係を通じ、国際的なビジネスネットワークの構築と、持続可能な成長に向けた取り組みを推進してまいります。
Web リンク

2024年 11月
ワサビ農家訪問と輸出強化
関東近郊のワサビ農家(山梨・伊豆・奥多摩)を訪問しました。
近年、ヨーロッパにおける日本食の需要の高まりとともに、ワサビへの関心も高まっています。しかし、現在ヨーロッパで提供されるワサビの多くは加工品であり、高品質な生ワサビの取り扱いは難しいのが現状です。
弊社では、実際に栽培農家を訪問し、ワサビの栽培環境や品質を確認しながら、高品質な生ワサビの輸出に向けた取り組みを進めております。

2024年 10月
TMCが29%出資し、ドバイに新会社SAI Medicalを設立しました。
この会社は、中東の王族に向けて日本の優れた医療技術や商品を紹介することを目的としています。
SAI Medicalを通じて、日本の最先端医療技術が中東市場に進出する機会が広がります。
この取り組みにより、日本と中東の医療分野における協力関係が強化されることが期待されます。
今後、SAI Medicalは日本の医療イノベーションを中東に伝える重要な橋渡し役となるでしょう。
会社 Web サイト リンク

2024年 9月
7月に東京に招聘したフローリストYulia Medvedyeva氏を訪ねて、エストニアの首都タリンへ。あらためて訪日の感謝を伝え、今後の展望などを話し合いました。
また、エストニアを代表するチョコレートショップ「Chocolala」を訪問。
製造工程を見学し、品質へのこだわりなど、丁寧にご案内いただきました。

2024年 9月
ロンドン中心部にて、鳥原隆志先生による「インバスケット研修会」を実施。
6時間に及ぶ研修は終始活気にあふれ、参加された方からは「時間があったという間に過ぎてしまった」「たくさんの気づきがあった」など、ポジティブな感想を多数いただきました。
インバスケット紹介 https://www.inbasket.co.jp/

2024年 9月
オックスフォードシャー州ハーウェルに位置する「Harwell Science and Innovation Campas」に、日本からの視察団を迎え、施設の見学案内を実施しました。
視察団は、大手自動車会社・商社・マスコミ・電力会社などで、代表取締役などの要職を務める方々で構成されており、非常に熱心にご見学いただきました。
Biopire社の松永昌之氏による日本語での案内・イギリス唯一の放射光研究施設で研究をされている井上勝晶先生による詳細な解説など、非常に充実した内容の見学会となりました。
Harwell Science and Innovation Campas https://www.harwellcampus.com/
Biospire https://www.biospire-global.com/

2024年 9月
ロンドン中心部にて、和仁達也先生による「キャッシュフローコーチ研修会」を実施。
18日は、研修会場を提供いただいた会計会社Sidikiesの会計士の皆さんを対象とした英語での研修、19日は、在英日本人を対象とした日本語での研修と、2日間にわたり実施。
講師・受講者の両方の熱気があふれる、研修会となりました。
キャッシュフローコーチ協会 https://www.jcfca.com/
Sidikies https://www.sidikies.com/

2024年 8月
弊社の寺島が、IOD(Institute of Directors:英国取締役協会)のリサーチチームに参加することとなりました。
IODは1903年に設立された世界最古の取締役協会であり、ビジネスリーダーの支援と優れたコーポレートガバナンスの促進を目的としています。その歴史と影響力は世界中で高く評価されており、経営のベストプラクティスを追求する組織として知られています。
寺島のIODリサーチチーム参加は、弊社にとって大変名誉なことであり、同時に、グローバルな経営知識と先進的な研究に触れる貴重な機会となります。
この機会を通じて得られる知見を、今後の弊社の発展に活かしてまいりたいと存じます。

2024年 7月
Yuliaメドベージェワ氏来日イベント大成功 - TMC UKとTMC JAPANの貢献
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イベント概要 日時:2024年7月8日(月)10:00-13:45 場所:BENE-(ベネ)3F、表参道 テーマ:「個性とコンセプトの融合」 主催:株式会社日比谷花壇
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TMC UKとTMC JAPANの卓越した貢献
本イベントの成功は、TMC UKとTMC JAPANの緊密な連携と卓越したサービスによるところが大きく、以下の点で多大な貢献を果たしました:
a) 高度な通訳サービス
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TMC JAPANの熟練通訳者が、Yuliaメドベージェワ氏と日本のスタッフ、観客との間で円滑なコミュニケーションを実現
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専門的な花卉用語や芸術表現の正確な通訳により、Yuliaメドベージェワ氏の繊細な感性と技術を余すところなく伝達
b) 綿密な旅程アレンジメント
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TMC UKがYuliaメドベージェワ氏の出国前の準備から帰国までをトータルサポート
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TMC JAPANが日本国内での移動、宿泊、食事など全てのアレンジメントを完璧に遂行
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両社の連携により、スムーズかつ快適な日本滞在を実現
c) 徹底したイベントマネジメント
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TMC JAPANのイベントコーディネーターが主催者、会場、関係者との綿密な連絡調整を担当
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予定変更や急な要望にも柔軟に対応し、イベントの円滑な進行に大きく寄与
d) 文化的橋渡し
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TMC UKとTMC JAPANのスタッフが、日本とエストニアの文化的差異を丁寧に説明
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Yuliaメドベージェワ氏と日本のフローリスト、観客との間の相互理解を深める役割を果たす
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イベントの成果
TMC UKとTMC JAPANの多大な貢献により、以下の素晴らしい成果が得られました:
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参加者満足度98%(「非常に満足」の回答)
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エストニア大使からの高い評価と感謝の言葉
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国内外の多数のメディアで取り上げられ、大きな話題に
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日本とエストニアの文化交流の深化
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Yuliaメドベージェワ氏と中村有孝氏のコラボレーションによる、新しい花の芸術表現の創出
本イベントの大成功は、TMC UKとTMC JAPANの専門性の高いサービスと緊密な連携なくしては実現し得なかったものです。両社の卓越したパフォーマンスにより、言語や文化の壁を越えた真の国際交流が実現し、参加者全員に深い感動と新たな芸術体験をもたらすことができました。
今回の成功を踏まえ、今後もTMC UKとTMC JAPANは、国際的なイベントの成功に不可欠なパートナーとして、その専門性と経験を活かし、世界中のクライアントに最高品質のサービスを提供してまいります。

2024年 6月
ダブリンから北へ90キロメートルに位置するダンドークの町に、革新的な蒸留所に訪問しました。その名も「グレート・ノーザン・ディスティラリー」。アイルランドウイスキーの新たな波を牽引しているこの蒸留所は、創業者であるジョン・ティーリングCEOのビジョンと情熱から生まれました。
グレート・ノーザン・ディスティラリーの特徴の一つは、5,000リットルの発酵能力と敷地内の熟成倉庫を備えた効率的な設計です。これにより、週に100万本もの生産能力を実現しています。また、原材料から製品までの品質を常時監視する専用の社内ラボを設けていることも、この蒸留所ならではの特徴です。これにより、最高品質のスピリッツを保証しています。
蒸留所では、モルトウイスキー、ポットスティルウイスキー、グレーンウイスキー、アイリッシュジンなど、多岐にわたる製品を生産しています。原材料の調達にもこだわりを持ち、アイルランドの豊かな土壌で育まれた原料を厳選し、ウイスキー製造に最適な品質を追求しています。
グレート・ノーザン・ディスティラリーを訪れると、最新の設備と伝統的な製法が融合した、ユニークなウイスキー製造の現場を目の当たりにすることができます。情熱と革新の精神に溢れたこの蒸留所は、アイルランドウイスキーの未来を切り拓いています。日本の愛好家にとっても、その味わいと魅力を体験する価値は十分にあるでしょう。
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